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大島康義の独り言

 
タクシー運転手との会話から感じたこと

セミナーの帰りに乗ったタクシーの運転手さんに話しかけました。

「最近の景気はどうですか?」

「悪くないですよ!」

「えっ?」 少し意外な感じがしました。

「それは、業界全体? それとも運転手さん個人?」

「私個人の上がりが悪くないということですよ」

「へえ!何か売上を上げるコツがあるんですか?」

「ええ。私の場合は、コンサートやイベントを徹底的に調べているんですよ。こういうことをやってる運転手はほとんどいないので、競争が無いんですよ」

「どうして、そういうやり方に気付いたんですか?」

「たまたま、舞洲に行ったら、GLAYのコンサートの翌日のグッズ販売のイベントに出くわしたんですよ。 タクシーは、私の1台だけで、100人ぐらいの女性ファンが手を挙げるんですよ。その日は、何回もイベント会場を往復して、稼がしてもらいましたわ」

「へえ、すごいですねえ」

このことがきっかけで、その運転手さんは「ああ自分はこれでタクシーで生きていける」と思ったそうです。

その後は様々なイベントの情報を徹底的に収集し、安定した売上を確保されているとのことです。



「他の運転手さんは、そういう情報、欲しがりませんか?」

「みんな興味持たないですね」

「えっ!どうしてですか?」

「タクシー運転手には固定観念の塊のような人が多いんですよ。」

「ああ、そうなんですか」

「ワンメーターをいやがる運転手は多いでしょう。でも、私はワンメーター、大いにウェルカムですよ。ワンメーターも数をこなせば、全然馬鹿になりません。 また、ワンメーターばかりが続くこともないですしね」

「なるほど」

「また、女性の客は長距離乗らないっていうけど、そんなこと無いですよ。ジャニーズのファンの中には、1万円ぐらい乗る女性ファンも多いですよ。日曜は暇っていうのも、全然場所によりますしね」



そのほかにも、その運転手さんは、仕事にかける思いや考え方などをいろいろとお話ししてくださいました。そして、その運転手さんの生き生きとした笑顔が印象に残りました。

同じタクシー運転手という職種でも、人によって、その姿勢が大きく違うものですね。同じ仕事をするなら、この運転手さんのような姿勢でありたいものだと思いました。


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