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大島康義の独り言

 
確定申告書の作成

先日、私は個人の確定申告を税務署に提出してきました。

10年ほど前までは、私も両親も、顧問の税理士さんに
確定申告書の作成を依頼していましたが、
現在は、毎年、自分で確定申告書を作成しています。


そのきっかけは、大富豪の糸山英太郎氏に、
氏の住まい(イトヤマタワーの最上階の超豪華なペントハウス)
お会いしたことだったと記憶しています。


「経営者は税法に強くないと資産が残せない」
という糸山氏の言葉に触発され、まずは、
自分で確定申告をしようと決意したのでした。


実際、自分で確定申告書を作成してみると、
知らないことばかりでした。


「所得によって、課税のされ方が違うんだな」


「給与所得は、給与収入から給与所得控除を引いて計算するのか。サラリーマンは必要経費が認められていないというけれど、ちゃんと認められているじゃないか」


「定率減税って、こういうことなのか」


電卓をたたきながら、確定申告書を自分で作成していると、所得税の仕組みが、頭ではなく、身体で実感できるようになります。


父親と母親の確定申告も私が見るようになったのですが、
意外といい加減な申告をしていることに気付きました。


「なんだ。父親は医療費控除をきちんと計算していないじゃないか。母の病気でかなりの医療費を使っているはずなのに。しっかり申告すれば、30万円ほど税金が返ってくるのに、本当にもったいないことだ」


それ以来、毎年、税金や制度に関する知識も増えていき、
お金に関する感性も変化していきました。

そして、節税を考えた動きもできるようになりました。


「家族で役員報酬をとる場合は、一人で沢山取るより、分散して取るほうが税金の合計はかなり少なくなるんだな。それでは、来年からは、役員報酬の取り方を変えよう」


「今年は、ゴルフ場の会員権を売って譲渡損を出して、
 最終的に所得税を低く抑えよう」


後継者は、やはり、おカネに強くなる必要があります。
自分自身で電卓をたたいて確定申告書を作成することは、そのためのよい勉強になるのです。


所得税は、「納税者自らが申告書を作成し納税を行う」という申告納税制度が採用されているわけですから、自分自身でやるのが、本当は当然といえます。


確定申告の手引きを見れば、そんなに難しくはありません。わからなければ、税務署の無料相談で詳しく教えてもらえますし、もちろん、顧問の税理士の方に相談してもよいと思います。


所得税とは、一生付き合わないといけないわけですから、
早いうちに、身体でその仕組みを掴んでしまいたいものです。


みなさんが、まだご自身でなさっていないなら、
来年は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 


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