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大島康義の独り言

 
徹底したコンセプトの宿

最近、私は、株式会社共立メンテナンスによってリゾート
各地に展開されている『癒しの宿』に注目しています。


先日、そのひとつの施設に宿泊してきました。


静岡県、伊豆高原にある
「八幡野温泉郷 杜の湯 きらの里」です。
http://www.hotespa.net/hotels/kiranosato/

ここは、単なる一つの旅館ではありません。

6,600坪の敷地に、離れの客室、露天風呂、
貸切露天風呂、食事処などが村落のように配置され、
山、田畑、池、小川・・・。
日本人が心の中に描く、里山の原風景が再現されているのです。


私自身、実際にその敷地に足を踏み入れると、
そこには異空間、まさしく小さな村がありました。


帳場でチェックインしたあと、高台にある離れの客室まで
道伝いに番傘を差して歩いていきます。

客室は、まるで自分の別荘のような感じ。
部屋は豪勢ではないけれどモダンな和で統一されており、
天井が高く、木の香りやぬくもりを感じることができます。


お風呂は建物の外。
田んぼを横目に小川を渡ったところの露天風呂まで歩き、
自然に囲まれた露天風呂にゆっくりと浸かっていると、
山の息吹を感じるのです。


朝は、にわとりの声で目を覚ましました。

チェックアウト前に、少し散策していると、
うさぎが雨やどりをしながら草を食べていたり、
茄子や胡瓜が植わっている畑や、青く実をつけた栗の木を
目にしたりと、なんとも歩いているだけで自然を感じ、
嬉しくなるのでした。

スタッフの方々の対応にも特別な感じがありました。

スタッフは皆、村民として私に接してくれました。

村を歩いていると、「こんばんは」と気軽に挨拶を
交わす地元の温かさがある反面、客室には
一切立ち入らず、プライベートを大事にしてくれます。

1泊2日の短い時間でしたが、敷地内のどこからも
外の世界に触れることのない徹底した異空間で、
本当にゆっくりと時間を過ごすことができたのでした。

単なる「宿泊」に留まらない、むしろ
「滞在」と呼ぶにふさわしい悠々と過ぎる時間でした。

共立メンテナンスのホームページでは、『癒しの宿』の
コンセプトを以下のように述べています。


 ~五感で楽しみほっとできる湯宿~

 「自然との共生・調和」をテーマの一つに捉え、
 ご利用下さる方が五感で楽しみ、心から
 寛いでいただける時間と空間づくりにこだわっています。


まさに、このコンセプトは「きらの里」で実現されていると
思います。

ご参考までに、私がこれまで宿泊した
共立メンテナンスの『癒しの宿』は下記の2施設です。


和歌山県の「海舟」(かいしゅう)http://www.hotespa.net/hotels/kaisyu/

岐阜県の「深山桜庵」(みやまおうあん)http://www.hotespa.net/hotels/miyamaouan/


それぞれ、「きらの里」とは趣が少し異なりますが、
「五感で楽しみほっとできる湯宿」というコンセプトは
共通しています。


これらは、コンセプトへの徹底的なこだわりが、
オペレーションの隅々まで反映されており、
改めてビジネスのひとつの在り方を感じます。


経営者・後継者のみなさんは、機会があれば
このような宿も体験されてはいかがでしょうか。


顧客として、異業種の商品やサービスに触れることが、
ご自身の事業に新たな視点をもたらしてくれるかもしれません。

>> 続きはこちら
 
リフォーム

みなさんは、テレビ朝日系列の
「大改造!!劇的ビフォーアフター」を
ご覧になったことはありますか。


私のお気に入りの番組のひとつで、3年ぶりに 
2009年4月からレギュラーとして放送されており、
たまに見ています。


内容は、「匠」(たくみ)と呼ばれる建築士や大工などの
専門家が、依頼された家の改造リフォームを大々的に
行い、完成後、家族にお披露目するというものです。


番組は以下のように進みます。

(1)
リフォーム前の家の状況と、悩みを家族の一人が
悲壮感を漂わせながら打ち明ける。

(2)
その回の匠が紹介され、
家族と顔合わせし、家を調査する。

(3)
匠が、家の状況と、家族の願望を考慮して、
リフォームの構想テーマを発表する。

(4)
匠がリフォーム設計、施工を行う。

(5)
リフォーム前と比較しながら、リフォーム後の家を紹介。

(6)
家族がリフォームされた家を訪れ、そのすばらしい姿に
驚き、喜び、感動する。

(7)
匠が家を訪れ、家族と握手。

(8)
リフォーム後の家で幸せそうに暮らす家族の映像が流れる。


番組の趣旨は、リフォームそのものよりも
「リフォームを通じて家族の悩みを解決し、
  幸せになってもらう」ことにあります。

番組に選ばれる家はみな、
さまざまな問題を抱えています。


「定員オーバーの家」
子供が9人の大家族なのに、家が狭い。
廊下が勉強部屋になってしまっている。
家族全員で食事をすることができない。


「風呂が丸見えの家」
裏庭に風呂がある。家で服を脱いで、
裸で外に出なければならない。


「扉に悩まされる家」
トイレの扉が、洗面台につっかえて半分しか開かない。
洗面台に人がいると、トイレに入れない。
手すりのない急な階段の踊場にもトイレの扉があり、
非常に邪魔で危険。


総じて、狭かったり、物にあふれて、不都合がいたる
ところにあり、家族の安心や団欒を満たせず、
居心地が悪いどうしようもないと思えるような家ばかりです。

それらを、匠が、同じ限られた空間で
すばらしい快適な環境に作り変えるわけです。


私は、毎回、その匠の解決法や知恵に
感心させられます。そして、どの匠にもほぼ共通する
姿勢・考え方・手法があるように思います。


●現状の問題点を個々に解決するというより、その家族の
 幸せを実現する家はどのような家なのかを追求する。

●家の一部分だけに目を向けるのではなく、
 家全体を捉え、間取りも白紙から考える。

●家のよいところは出来るだけ活かす。
 解体したときに出る廃材も新たな形で有効活用する。

●抜本的な問題を解決するためには、
   思い切ったことをする。

●壁や天井を壊して、土台や柱に問題が無いか確認し、
 問題があれば、まずは土台や柱の補強から
 リフォームをスタートする。

●スクラップ&ビルドを基本とする。


そして、これらの姿勢・考え方・手法はすべて、
企業経営や事業承継にも、そのまま使えるものだと
思えるのです。

そのような観点から、一度この番組をご覧になられると、
面白いと思います。

みなさんの事業や会社にも、今、リフォームが必要かもしれません。

 

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