みなさんは、テレビ朝日系列の
「大改造!!劇的ビフォーアフター」を
ご覧になったことはありますか。
私のお気に入りの番組のひとつで、3年ぶりに
2009年4月からレギュラーとして放送されており、
たまに見ています。
内容は、「匠」(たくみ)と呼ばれる建築士や大工などの
専門家が、依頼された家の改造リフォームを大々的に
行い、完成後、家族にお披露目するというものです。
番組は以下のように進みます。
(1)
リフォーム前の家の状況と、悩みを家族の一人が
悲壮感を漂わせながら打ち明ける。
(2)
その回の匠が紹介され、
家族と顔合わせし、家を調査する。
(3)
匠が、家の状況と、家族の願望を考慮して、
リフォームの構想テーマを発表する。
(4)
匠がリフォーム設計、施工を行う。
(5)
リフォーム前と比較しながら、リフォーム後の家を紹介。
(6)
家族がリフォームされた家を訪れ、そのすばらしい姿に
驚き、喜び、感動する。
(7)
匠が家を訪れ、家族と握手。
(8)
リフォーム後の家で幸せそうに暮らす家族の映像が流れる。
番組の趣旨は、リフォームそのものよりも
「リフォームを通じて家族の悩みを解決し、
幸せになってもらう」ことにあります。
番組に選ばれる家はみな、
さまざまな問題を抱えています。
「定員オーバーの家」
子供が9人の大家族なのに、家が狭い。
廊下が勉強部屋になってしまっている。
家族全員で食事をすることができない。
「風呂が丸見えの家」
裏庭に風呂がある。家で服を脱いで、
裸で外に出なければならない。
「扉に悩まされる家」
トイレの扉が、洗面台につっかえて半分しか開かない。
洗面台に人がいると、トイレに入れない。
手すりのない急な階段の踊場にもトイレの扉があり、
非常に邪魔で危険。
総じて、狭かったり、物にあふれて、不都合がいたる
ところにあり、家族の安心や団欒を満たせず、
居心地が悪いどうしようもないと思えるような家ばかりです。
それらを、匠が、同じ限られた空間で
すばらしい快適な環境に作り変えるわけです。
私は、毎回、その匠の解決法や知恵に
感心させられます。そして、どの匠にもほぼ共通する
姿勢・考え方・手法があるように思います。
●現状の問題点を個々に解決するというより、その家族の
幸せを実現する家はどのような家なのかを追求する。
●家の一部分だけに目を向けるのではなく、
家全体を捉え、間取りも白紙から考える。
●家のよいところは出来るだけ活かす。
解体したときに出る廃材も新たな形で有効活用する。
●抜本的な問題を解決するためには、
思い切ったことをする。
●壁や天井を壊して、土台や柱に問題が無いか確認し、
問題があれば、まずは土台や柱の補強から
リフォームをスタートする。
●スクラップ&ビルドを基本とする。
そして、これらの姿勢・考え方・手法はすべて、
企業経営や事業承継にも、そのまま使えるものだと
思えるのです。
そのような観点から、一度この番組をご覧になられると、
面白いと思います。
みなさんの事業や会社にも、今、リフォームが必要かもしれません。
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