② 事業承継の本質をおさえる
事業承継とは、後継者の視点からその本質を考えると、
「後継者が価値あるものを受け継ぎ、価値を生み続けること」であるといえます。
事業を承継するだけでは、事業承継は意味がありません。
つまり、事業を受け継いだあと、顧客に価値ある製品やサービスを
提供し続け、利益を上げ続けることができなければ、
事業を受け継いでも、早晩、会社が立ち行かなくなり、
会社を清算することになるだけです。
事業を受け継いだあと経営者となるあなたは、将来にわたって
価値を生み続ける必要があり、その決意と覚悟が不可欠なのです。
③ 経営者の視点から考える
環境はどんどん変化していくわけですから、これまでと同じやり方を踏襲
するだけでは、将来にわたって価値を生み続けることは難しいといえます。
どうすれば将来にわたって、価値を生み続けることができるかを
経営者の視点から考え始めてください。
現在の会社と事業をしっかりと把握し、その価値を再認識してください。
そして、企業の強みを生かす経営戦略はいかにあるべきかを
考えていくことが重要です。
後継者は、代表者となってから経営者の視点を持てばよいのではありません。
代表者になる前から経営者の視点を持ち、経営者の視点から考える訓練を
積んでいくことが肝要です。